シュイナード イクイップメント、ご存知でしょうか。 patagoniaやBlack Diamondの創設者である米国イヴォン シュイナード氏のブランドです。昔からどっぷりアウトドアマンである方には有名すぎるメーカーかもしれませんが、今や知る人ぞ知るブランドと言ったところでしょうか。 そんなChouinard Equipmentの数少ないテントがこちら、コメットです。 80年代後半のテントながらその全貌はものすごく斬新。独創的、かつ合理的なアイディアに満ちています。 ウルトラライトの元祖。ファスト&ライトシェルター。テント本体は大変コンパクトで、シングルウォール・シングルポールで総重量1.27kgと現代にも通用するスペック。ポールをスリーブに通し半円状に、両端にテンションをかけると広々とした空間が生まれます。最低限2点のテンションが確保できれば、ペグダウンすらいらない構造です。 また、このポールスリーブが荒目のメッシュ状になっており、風圧を逃がし、おそらく降雨の後スリーブ内がすぐ乾燥するように設計された結果と思われます。素晴らしい。 張り姿が奇抜でカッコイイですね。色もそうですが、、、大変目立ちそうです。 入口の立ち上げはトレッキングポール等を活用してももちろんOKですが、アウトドアフィールドのどこにでもあるような立木や岩などに掛てもOK。地形の高低差を利用するもの良いですね。 加水分解によるベタツキや匂いとは無縁の丈夫で軽量なシールコートナイロンと言われる素材。後のシルナイロンも想起させる独特の手触りです。今後も匂い・ベタツキは発生しないと思います。中に入り、ドローコードを引っ張るだけでボトム部が確実に立ち上がります。 足元に通気のためのメッシュ窓があります。入口は開閉可能なメッシュドアが頂点に溜まった空気を逃します。 低いところから高いところへ空気の流れを作るのはGarudaなどでもおなじみですね。 緊急では2名就寝出来るぐらいのサイズですが、ソロテントとして広々使うのが適していると思います。 今回とても稀なケースで2点入荷出来ました。おそらく今後の入荷は無いと思います。 こちらは、フライ上部にピンホールになりかけの箇所はあるのですが補修するほどではないかもしれません。また水色のフライに少しの汚れ。ヒサシに当たる箇所に1?程度の切れ。入口ドア下部に染みがあります。テントバッグに小さな破れがあります。切れなどはパッチを当てたり、ピンホールはシーム剤を点付けして補修するのは簡単ですが、そのまま使うのか、どのように補修するのかは次期オーナー様に委ねることにします。 大きな写真で細部ご確認下さい 往年のトレッカーやクライマーに語り継がれる伝説のメーカーとも言えるChouinard Equipment。このテントで是非、快適かつ、合理的でこだわりのあるキャンプスタイルを楽しんでみてください^^
状態:USED 匂いやベタツキはありません。 フライ上部にピンホール、水色のフライに少しの汚れ。ヒサシに当たる箇所に1cm程度の切れ。入口ドア下部に染みがあります。テントバッグに小さな破れがあります。
付属品:テント・ポール・ペグ(2本)・テントバッグ(入口立ち上げのポールは付属しません)